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商品名: | yogurt in my room 1999 2/3 |
商品状態: | 新品 |
備考: |
yogurt in my room 1999について 1999年・・・ この頃の自分は、90年代初頭のテクノに衝撃を受け、 その後アンビエントにのめりこみ、現代音楽や実験音楽を 追求した90年代前半を経て、 basic channelやjeff millsに興奮を覚えた90年代中盤を過ぎ、 街角でmagic mushroomが売られていた90年代後半に、 autechre等のエレクトロニカを追いかける一方で、 70年代後半のmellowなaorやfusionを再発掘していました。 デジタル機器がレコーディングに多用されるようになっていく80年代に入る前の、 アナログ録音全盛期と言える70年代後半のaorやfusionの響きは、 80-90年代に録音された音と比べて出音が柔らかく、 ベテランミュージシャン達が多数参加したセッションから生まれた楽曲には 豊穣な音楽性が感じられ、 20代後半の耳で聴くと、 punkやnew waveに夢中だった10代の頃の耳で聴いたaorやfusionとは 別物のように聴こえて、 自分はその魅力に気がついて夢中になり、 中古盤を掘りまくっていました。 そんな1999年に、 aorやfusion、reggaeやjazz、r&b、psychedic rock等の中から選んだ 柔らかな音の響きに包まれた傑作の数々を、 自宅で聴くためだけに選曲して3枚のcdを制作しました。 その3枚のcdの中にはその後自分がリリースしたmixcd"makin' love mix"で 使った曲が幾つかありますが、 他のaor系の曲はdjmixで使うこともなく、 3枚のコンピcdは00年代に入ってからは1年に1-2度聴く程度でした。 今回アートオークションに参加することになり、 なにを出品しようかと考えた時に、 1999年の時に制作した3枚のコンピcdの中から 今なお愛している曲を抜粋して1枚のコンピcdに まとめるアイディアが頭に浮かんできたので、 久しぶりに3枚のコンピcdを何度も聞きなおし、 ちょうど1枚分の曲を選ぶことができました。 60年代のサイケデリック革命直撃世代の音楽家達は、 その後70年代になるとサイケデリックの衝撃を根底に 持ちながらも、その音楽性は洗練を極めていき、 70年代後半には円熟期ともいえる時代を迎えます。 エグさの無い、軽く聴いただけでは伝わるかどうか わからない匠の技で作り上げられた絶品の数々は、 2009年に聴いてもワカル人にはワカル魅力を 放ち続けていると思います。 |