KOUTARO OYAMA a.k.a MON(DOPPEL)

1979年生まれ。奈良県出身。
2001年、ライブペインティング・デュオ「DOPPEL」をスタート。シーンの黎明期から精力的に活動し、コンビでのライブペイント・パフォーマンスを確立する。有機的に動く手動モーフィングなペイントスタイルで、人物や動物、マンガ/アニメキャラなどのポートレイトと、抽象的な紋様が入り乱れた世界を構築し展開している。2004年、個人での壁画製作を開始、3m×30mの大型壁画を完成させ、「Monotype」名義でのソロ活動をスタート。民族的な紋様や建築、自然造形物等に影響を受けつつも、アジア人、人としてのルーツ/本質を自らの血の内に探り、原始的咆哮とも言える紋様を生み出し続けている。全国各地での壁画やライブペイント、濃いメンツとのコラボレーションや旅そのものの経験を経て、紋様から始まったその表現形態は更なる広がりを見せ始める。2008年現在、紋様を題材とした作品群の制作と共に、絶滅危惧種ばかりを描き環境問題の重要性を示唆しようとするシリーズ作品「red list」を定期的に発表している。

2005
_05・Live Paint_SOLO / CANADA vs JAPAN , LIVE PAINTING EXPO @ 2005愛知万博CANADA Pavilion (Aichi)

2006
_01・Live Paint_DOPPEL / Sony Walkman+digmeout @ Sony Style Store (Osaka)
_06・Live Paint_DOPPEL / Sony Walkman+digmeout @ Ginza Sony Billding(Tokyo)
_08・Live Paint_DOPPEL / digmeout STRIKES BACK! @ COMPOUND GALLERY(Portland)
_09・Live Paint_DOPPEL / Nike Osaka 1st Anniversary @ NIKE大阪 (Osaka)
_09・Art Works_DOPPEL / NIKE [DOPPEL x ZOOM LEBRON・IV]
_10・Art Works_DOPPEL /「とりつかれて、創った。」DOPPEL × Nike Zoom LeBron4 in 東京デザイナーズウィーク @明治神宮外苑絵画館前 (Tokyo)
_10・Art Works_DOPPEL / Freshness FUSED -XBOX PROJECT (TAIPEI , TAIWAN)
_11・Mural Works_DOPPEL / @ TAKEO KIKUCHI (Tokyo)

2007
_01・Mural Works_DOPPEL / @ NIKE RESOURCE LIBRARY (NIKE本社内)
_01・Live Paint_DOPPEL / TOYOTA × DOPPEL Live Art Graffiti in 東京オートサロン・TOYOTAブース @ 幕張メッセ(Chiba)
_09・Art Works_DOPPEL / TOKION × KOOL
_10・Live Paint_DOPPEL / TOYOTA 東京オートサロン プレイベント @ 東京ミッドタウン (Tokyo)
_12・Live Paint_DOPPEL / @ TSUTAYA 六本木 (Tokyo)_xx・Art Works_DOPPEL / NIKE AIR FORCE 1 PROJECT

2008
_04・Live Paint_SOLO / ISSEY MIYAKE , Happy Birthday! @ ELTTOB TEP ISSEYMIYAME (Osaka)

www.myspace.com/yabugarashi
www.doppel.to


Red List 「Wild Horse」
ジークレー版画

絶滅危惧種ばかりを描き環境問題の重要性を示唆しようとするシリーズ作品「red list」。現在まで人間と多くの時間を共にし、時代や地域によっては最大の移動手段や農耕等に利用された馬であるが、今となっては野生種はほとんど存在しない。生活上、いつでも目の当たりにできる動物が、実は人間の管理下でしかほとんど存在していないという事実に、何か考えさせるものがないだろうか。

サイズ:340×340mm
額寸:520×520mm
スタートプライス;1,5000yen


「Black Pattern」

これらの黒い紋様は世界各地の紋様文化に多大なる影響を受けていると共に、作者の作家性がはっきりしだした初期の 作品である。特に、ネイティブジャパニーズ・アイヌ、ネイティブアメリカン・ハイダ、アステカ文明、東・東南アジアのテキスタイルや曼荼羅からインスピ レーションを受けている。民族学上、はっきりと分類できないほど多様な文化に共通して感じられる神秘性は、いったいなんであろうか。民族間の、時空や DNAを超えて繋がるセンスなのか、あるいは作者の民族性がそれらを美しく感じるのか。白黒のみで描かれた紋様を眺め、細部を考察する時、そこには二つの 視点が考えられる。白地に黒の線/面、あるいは黒地に白の線/面がそれである。双方の視点は常に相対的に連動し合う関係にあり、平面的なデザインは見るも のをより深みのある空間へと誘う。ナスカの地上絵を描いた古代民族は、星を眺める時、光の瞬いていない黒い空間を繋いで星座にしたとされる。色を排したこ の作品群は、このような二つの視点について考察/実験したものである。

サイズ:350×250mm
額寸:450×350mm
スタートプライス;60,000yen


「Black Pattern」

これらの黒い紋様は世界各地の紋様文化に多大なる影響を受けていると共に、作者の作家性がはっきりしだした初期の 作品である。特に、ネイティブジャパニーズ・アイヌ、ネイティブアメリカン・ハイダ、アステカ文明、東・東南アジアのテキスタイルや曼荼羅からインスピ レーションを受けている。民族学上、はっきりと分類できないほど多様な文化に共通して感じられる神秘性は、いったいなんであろうか。民族間の、時空や DNAを超えて繋がるセンスなのか、あるいは作者の民族性がそれらを美しく感じるのか。白黒のみで描かれた紋様を眺め、細部を考察する時、そこには二つの 視点が考えられる。白地に黒の線/面、あるいは黒地に白の線/面がそれである。双方の視点は常に相対的に連動し合う関係にあり、平面的なデザインは見るも のをより深みのある空間へと誘う。ナスカの地上絵を描いた古代民族は、星を眺める時、光の瞬いていない黒い空間を繋いで星座にしたとされる。色を排したこ の作品群は、このような二つの視点について考察/実験したものである。

サイズ:350×250mm
額寸:450×350mm
スタートプライス;60,000yen


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